04.こんなときは
アシドロ®基材の量が増えてきたら、付属のスコップを使って基準位置までを限度に基材を取り出してください。使用済み基材には、窒素・リン酸・カリウムなど、多くの肥料成分が含まれ、花壇や家庭菜園で肥料として有効利用することができます。詳しくは取扱説明書をご覧ください。
肥料として使用しない場合は、可燃ごみとして廃棄してください。
次の内容をご確認ください。
・排気フィルターが目詰まりしていませんか?
→ お手入れをしてください。
・排気口や排気ホースの出口をふさいでいませんか?
・最大処理能力以上の生ごみを投入していませんか?
→2~3日生ごみの投入をやめてください。
→ 規定量を守って投入してください。
・水分や油分の多いものを多く投入しましたか?
→入れすぎるとアシドロ®基材がべたつく原因となります。
→2~3日生ごみの投入をやめてください。
→三角コーナーやざるで生ごみの水分や油を切ってから投入してください。
バイオクリーンは、生ごみを分解する微生物に酸素を供給するため、電源が入っている間は常時、排気口から風が出ています。運転中、ヒーターが働いているときは処理槽内の温度が上昇し、排気口から温風が出ることがありますが、異常ではありません。
使い始めは、アシドロ®基材が処理槽の内壁と撹拌棒に挟まれることで、摩擦音(グー、キューなど)が発生することがあります。この場合は、摩擦を小さくするために水を1~2リットル投入してください。
また、かんきつ類の皮や野菜の硬い茎などを大きいまま投入したときも、一時的に摩擦音が発生することがあります。これらのものは投入前に細かくしてから投入することで、摩擦音の発生は低減されます。
アシドロ®基材は、ご使用を続けると少しずつ色が濃くなってきます。これは生ごみを分解したあとに残る少量の残渣(生ごみに含まれるセルロースなど)が基材と混ざることによる色の変化ですので、異常ではありません。
処理槽内は生ごみの水分やヒーターの熱によって暖かく多湿となるため、ふたの裏に結露が発生し水滴がつく場合がありますが、異常ではありません。
結露に伴って、基材の水分が増えてべたべたするようになり、生ごみの投入を2~3日中止しても乾燥しないときは、排気が十分にできていない可能性があります。排気フィルターや排気ホースに詰まりがないかご確認ください。